自主学習の大切さ

塾をやってきて、言えることがあります。

小学生の頃から塾に通っているお子さんは、中学生になると

成績が上がりにくい傾向にあるということです。

もちろん、個人差があることを踏まえてのことであります。

どうしてでしょうか?いくつか理由がありますが、その最大の理由として

自主学習が身についていないことが挙げられます。

学習の成果は自主学習を通してあらわれます。

学年が上がるにつれて、その比率は増していきます。

当塾を辞め、5教科指導をしている塾に行かれるお子さんがいます。

また、当塾では志望校に見合う学力に達していないお子さんを

そうした塾に紹介することもあります。

その場合、ほぼ全員が、大学進学校を志望するお子さん達です。

そうしたお子さん達を追跡調査すると、残念なことにほとんどが

高校では最下位から50番以内の成績です。


中学生の場合、塾で教える科目は基本、英語と数学でいいと思っています。

高校生になると、塾で習う科目は1教科、多くて2教科でしょう。

(進学)高校の学習範囲は中学に比べて、比較にならないほど広いため

自主学習のノウハウがなければ、とうてい進路に追いつきません。

高校では塾に通うこと自体が時間のロスと言えるでしょう。


では、自主学習を身につけるにはどうすればいいでしょうか。

ここで押さえておかなければならないのは、自主学習ができるからといって

それが必ずしも学力の向上に結びつくものではないということです。

自主学習だけでは進学に対応できる実力が身につかないからこそ

塾が存在するということになります。

自主学習の仕方については、学校でも再三指導がなされていることでしょう。

当塾では、自主学習を促す一環として、居残りを勧めています。

その時は、お子さんたちの学習の状況に応じて

講師が簡単にアドバイスをします。

英語については、教科書を必ず机の上に置き

教科書で調べて学習するように伝えています。

数学は、質問があればヒントを出し、自分で問題を解くように促します。

理科は塾のパソコンを使って学習してもらうことがあります。

理科はインターネットによる学習が効果的だと感じています。

居残りの時間に多くのお子さんが塾や学校の宿題を終わらせてしまいます。

居残りの時間に本を読んでいるお子さんもいます。

何をするかはお子さんに任せています。


ノルマをこなすだけの塾通いは、探求心や自主性の芽を摘んでしまいます。

それよりも運動や趣味や読書に精を出したりする方が

ずっとプラスになります。

今回のテーマと関連のあることを、当ブログの「読書のすすめ」でも

述べています。よろしければお読みください。


塾に通っているお子さんの場合、逆説めいてはいるのですが

塾に頼らず自分で目標と計画を立て、それを実行に移すことだと思います。

そのためのお手伝いを塾は行っております。

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